日曜日, 6月 17, 2007

私はゴルフをやりません

たまに友人から「なんでゴルフをやらないの」と聞かれる。また、多くの人から「今度、ゴルフでもやりましょう」と誘われる。しかしながら、私はプレイするつもりは全くない。

ゴルフという競技は正直おもしろいと思う。私も学生時代に友人たちに誘われて、2度ほどコースを回ったことがあります。アメリカでは初心者でもいきなりコースに出されます。で、カリフォルニアの暑い太陽の下で、アップダウンのコースを回され、へとへとになりました。どうも私はそのときの苦行がトラウマになって、それ以降ゴルフをしなくなりました。でも、プロゴルフをテレビで見たりはします。

その昔タモリが「あんな耳かきのデカイ棒を振りますのがどこがおもしろいの?」とゴルフを毛嫌いしていた。ところが、やってみるとハマってしまい、おかげで数多くの友人を失い信用を失ったという。まあ、当然の結果です。私もこのときからタモリが好きではなくなりました。私はこうしたゴルフ自慢や吹聴する人が嫌いなのである。

ゴルフをやらない理由は前述したように学生時代のトラウマのせいもありますが、やはり最大の理由は日本ではゴルフは自然破壊の競技としか受け取れないからです。東京から福岡に向う飛行機に乗ると富士山の少し北側上空を通過します。そのときに窓から下を見てみてください。富士山の裾野にどれだけのゴルフ場があるか数えてみてください。また、成田空港近辺にどれだけのゴルフ場があることかご存知でしょうか。まあ、飛行機に乗らなくても国土地理院の地図でもわかるのでしょうが。

私自身が全く自然破壊をしていないかと言えば、答えは間接的にはしていると思います。ただ、直接的に自然破壊をしていることに対してはノーと言えるようでいたいです。偽善的かもしれませんが、こうした理由から私はゴルフをやりません。かといって、この考え方を他人に押し付けたりはいっさいしません。ゴルフをプレイするかしないかは、要はその人次第なのですから。ただ、数多くのゴルフ場が自然破壊をして、生態系に悪影響を及ぼして作られたということだけはやはり知っておいてもらいたいです。

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