火曜日, 8月 24, 2010

「熱帯夜」という言葉はもはや死語!?

熱帯夜とは夜間(もしくは1日)の最低気温が摂氏25度以上のことをいう。ただ、気象庁が発表しているデータには夜間という括りがないので、統計的には1日の最低気温が25度以上の日のことをいうようになる。

さて、この熱帯夜は私が子供の頃の東京では年に10日もあるかないかだった。ウィキペディアによると、東京の熱帯夜は1941年〜1970年までは年11.8日だったのが、1971年〜2000年は23.1日とほぼ倍に膨れ上がり、2001年〜2008年になると27.9日まで上昇している。

そして、今年2010年猛暑の年である。まだまだ熱帯夜が続きそうであるが、8月に信じられないことに熱帯夜でなかった日が1日だけある。それは9日でその日の最低気温は23.6度だった。本当だろうか。全然記憶にない。(笑)ちなみに、東京は私が勝手に梅雨明け宣言をした14日の翌日15日から8月9日を除いては連続的に熱帯夜である。

また、熱帯夜は6月に2日、7月に19日に記録しているので、今夏の東京はすでに2日+19日+21日=42日にもなり、平均の27.9日をすでに大きく上回っている。熱帯夜は9月になってもあるので、このままの状態でいくと今年は50日を軽く上回りそうな勢いである。

こうなると、もはや25度以上の夜は当たり前になってしまい、マスコミでも熱帯夜という言葉は使われなくなってしまった。「熱帯夜」という言葉はもはや死語なのかもしれない。

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