水曜日, 1月 30, 2013

スマホの魅力的なアプリ「LINE」


先日(1月18日)にスマートフォン向けアプリ「LINE(ライン)」のユーザーが1億人を突破したと、開発元のNHNジャパンが発表した。

iPhoneおよびアドロイドのスマホを使っている人ならば知っている人も多いと思うが、LINEとは無料通話、スタンプメール、チャットなどを利用するできるアプリで、日本でのユーザーも4100万人にも上り、スマホを持っている若者のほとんどが利用しているといっても過言ではない。

それではLINEが何故これだけ爆発的な人気を得たかというと、それは無料通話だけでなくスタンプメールのおかげだろう。一般的なメールは文字だけで正直味気ない。ところが、LINEのメールはいろいろなキャラクターのスタンプ(イラスト)を貼付けることができ、会話に膨らみをもたせたりすることができる。若者の間ではスタンプだけで会話もなされている。

こうした面白味が海外でも受け入れられるようになり、ユーザーが1億人突破ということになった。開発元の社長は「1億人は通過点にすぎない。世界挑戦の切符を手に入れた」と引き締めた思いで、今後は北米やヨーロッパに拠点を設けて本格的展開をするという。

私がスマホを使うようになったのは昨年9月のiPhone 5発売からだが、以前紹介した「mill(ミイル)」や「漫画カメラ」のように、このLINEも優れたアプリだと思う。こうしたアプリが日本で開発されるようになったことは、ハードには強くてもソフトには弱いという日本のイメージを覆していくかもしれない。

スマホのアプリの中には危険性を含んだものもある。それゆえに注意を払ってもらいたいが、使い方次第では新たな世界に足を踏み入れることができる。スマホを使うことに躊躇している人、もしお近くにスマホを使いこなす人がいたら、持ち歩きパソコンという意味合いを含めて、そろそろスマホを使ってみてはいかがだろうか。ちょっと世界が変わるかもしれませんよ。w

月曜日, 1月 28, 2013

小三治の卵かけ御飯

卵料理というものは人それぞれいろいろなこだわりがある。例えば、ゆで卵ひとつとっても半熟卵がいいという人もいれば、完熟じゃなきゃダメだという人がいる(私は後者)。また、目玉焼きにしても半熟、完熟だけでなく、アメリカ人のように両面焼き(turn over)が好きという人もいるだろう。また白身だけを焼くの好きという人もいたりする。このことは、卵かけ御飯も同じかもしれない。

一般的に卵かけ御飯というと、卵を小さな器に割って、それに少し醤油を垂らしてかき混ぜてから、御飯にかけて食べるものではないだろうか。牛丼屋で牛丼の上に卵をかけて食べる人のほとんどもそうしているように思う。卵を直接牛丼の上に乗せて、かき混ぜて食べる人はいないと思う。

ところが、柳家小三治の著書(といっても落語の枕を活字化しただけだが)の『まくら』(講談社文庫)のなかに書かれている卵かけ御飯というのは、まず御飯の上を平らにして、そこに直接割った卵を落とす。そして、その上に醤油をかけ、箸で黄身を白身の上に散らして、軽く2~3回かき混ぜるという。これによって、御飯、黄身、白身などが混ざったり、それぞれが独立して、いろいろな味が楽しめる究極の卵かけ御飯になるそうだ。

そこで、私も小三治に倣った卵かけ御飯を試してみたところ、これがかなりイケるのである。卵本来の甘み、粘り気、黄身と白身の違い加減、醤油の味などがよく解るのである。それ以来、卵かけ御飯といえば小三治流にしている。ただ、このやり方を一度牛丼でも試したことがあるが、こちらは牛丼の味が強いせいか美味くフィットしなかった。(笑)

10代目柳家小三冶『卵かけご飯』-rakugo-

土曜日, 1月 26, 2013

映画『レ・ミゼラブル』を観る


平日の昼間の回を観たが客席はほぼ満席。客層も熟年夫婦から若いカップルまでと幅広い。公開からすでに1ヶ月余り経っているのもかかわらず、これだけのお客さんを集めているということはかなりの観客動員があるヒット作なのではないだろうか。

『レ・ミゼラブル』を初めて観たのは1987年の帝劇だった。そして、翌年にニューヨークで観た。あれからもう四半世紀近くが経った。今回の映画は日本では4月に公演される新演出版に踏襲した映画化のようで、オリジナルとは少し違うようだが、そんなことに関係なく一気に観させるスピーディさと面白さを兼ね添えている。

ストーリーはいまさら書くこともないだろうが、元囚人ジャン・バルジャンが情け容赦ない警官ジャベールに執拗に追われるなか、薄幸の女ファンテーヌの娘コゼットの面倒を見ることによって変わっていく、彼の紆余曲折の人生を、学生たちによる革命悲劇と共に描かれている。

それにしても、映画は舞台と違って妙にリアルだ。舞台でのバリケードシーンでは銃声は轟いても血しぶきが派手に飛び交うことはない。一方で、前半は妙に表情のアップシーンが多いことに少し辟易する。そういう意味においては、いろんな点で帯に流し襷に短しは仕方がない。ただ、場面展開はとてもスムーズで観ている者を飽きさせることはなく、上映時間2時間37分という長さを忘れさせてしまう。映像はCGを多用しているが、それでも色彩感覚は優れていて、単なるダークな世界だけではない。また前半はアップを多用したカットも後半になると俯瞰もうまく取り混ぜていい編集になっている。

主演のジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンは迫真の演技で歌も上手い。一方ジャベール役のラッセル・クロウは歌はさほどではないので賛否両論あると思うが憎々しい役を外連味なく誠実に演じていて好感がもてる。ヒロインともいうべき3人では、薄幸のファンテーヌを演じたアン・ハサウエイの悲哀に満ちた表情は美しく、エポニーヌ役のサマンサ・バークスは歌が非常に上手く、コゼット役のアマンダ・セイフライドも可憐さを十二分に表していた。

この映画を観たことによって4月から帝劇などで順次公演される新演出版の舞台を観にいく人も多いだろう。その意味においては、これほど壮大なプロモーション映画なののかもしれない。ただ、こうした映画を観て、芝居などのライブ会場に足を運ぶことは芸術全般にとっては喜ばしいことである。

公式サイト
http://www.lesmiserables-movie.jp/

木曜日, 1月 24, 2013

美食日記「くろいわ」(恵比寿)


先週、以前より食べに行きたいと思いながらなかなか訪れるチャンスがなかった恵比寿の日本料理店「くろいわ」へ行ってきた。お店は恵比寿駅東口より徒歩7〜8分の恵比寿郵便局近くにある。

店内は日本料理店らしく落ち着いた木目調の空間。カウンターは8席で奥に座敷と茶席がある。カウンター席は調理台と同じ高さにあり、その間に仕切りというか台がない。それゆえにカウンター席のお客は調理している姿を目前に見ながら会話することができる。

料理はおまかせコース。1月は正月ということでお屠蘇からスタート。最近はお正月とはいえお屠蘇を飲まない家が多くなり、私もこれが初お屠蘇となった。(苦笑)それに続いて少しカラシがお餅の上にのった白みそのお雑煮。そして、八寸の「七運盛り」(写真上)が登場。ぎんなん、きんかん、れんこん、にんじんなど7つの「ん」の字がつく食材を盛り合わせたもので、新しい年によい「運」がありますようにという粋な計らいで、これまたお正月らしさを彩っている。

そのあとは、海老しんじょのお椀、かわはぎなどお造り、カブト焼きなどが出てきて、お酒のペースも次第に上がっていく。そんなところに、私をもっと喜ばせれてくれたのが、写真左にある赤貝、からすみ、子持ち鮎、白子、猪の燻製などの盛り合わせ。これは飲兵衛は堪らない。

日本酒は常時30種類以上置いているそうで、ぬる燗の『蓬莱鶴』(広島)に始まり、『乾坤一』(宮城)『原田』(山口)『梵』(福井)『満寿泉』(富山)など普段あまりお目にかかれない名酒を楽しませてもらった。ほかにも古酒もあるそうで、店主の黒岩宏達さんは日本酒を語り出したら話が止まらない、止まらない。料理を語るよりも熱かった。(笑)

あとここで目を見張ったのが器の豊富なこと。決して奇をてらったものではなく、料理や店の雰囲気にマッチするものをうまく揃えているという感じがする。開店してまだ1年余りというのにこれだけの器があると大変なのではと質問すると、女将さんも「保管する場所が大変なんですよ」と苦笑いしていた。

その後も何か料理が出てきたようだがよく覚えていない。ご飯は土鍋で炊いたちりめん山椒入りで、これがなんともはや美味。どこのお米を使っているのだろう。一人あたり二合炊くというので、とてもではないが全部食べられず、残りはおにぎりを竹皮に包んでお土産にしていただく。これも粋な計らいである。

ここは私のように日本酒好きには堪らない店である。酒をチビリチビリやりながら、料理を肴にして話をしたい人ならば常連になりたくなるに違いない。その意味においては日本料理店というよりも日本酒料理店と言ってもいいのかもしれない。(笑)帰りは初めての客にもかかわらず、店主および女将さんが我々が外の角を曲がるまでお見送りしてくれた。一緒に行った友人が「こういうのに弱い」と言っていたが、それだけでなくとももう一度訪れなくてはと思わせる店であった。

くろいわ
 http://www.kuroiwa.org/

月曜日, 1月 21, 2013

溶ける? 解ける? 融ける?


先日「日陰に積んでしまった雪はなかなか溶けない」とツイートしたが、このとき「とけない」という漢字はどの字を使えばいいのか少々悩んだ。つまり、雪の場合は「溶ける」「解ける」「融ける」のどれを使うべきなのかと・・・。そこで、このことをネットで検索したところ、同様な疑問を持っている人が多くいたのにびっくり。みんな悩んでいたのである。(笑)

さて、私が持っている『新明解国語辞典』(三省堂)の「とける」を開いて、よ〜く読んでみると、「溶ける」の項目に「雪・霜・氷や絵の具・飴などが熱をうけたり、液体にひたされたりして、どろどろ<液状>になる」とある。どうやら、これが正解のようだ・・・。

ところが「とかす」の項目では「氷を解かす」という一文があり、こうなると「雪を解かす」でもおかしくない。そして「ゆきどけ」は「雪溶け」とは書かず「雪解け」と書くのが一般的だ。

一方で、「融ける」という言葉は金属などの固形物が「とける」ときに使うようで、一般的には「雪が融ける」とは使わないようだ。ただ、「雪融け」という言葉はあるのだが・・・。

ウ〜ン。

漢字の使い方は時によって様々なので「雪がとける」も「溶ける」「解ける」のどちらを使おうが構わないはずだ。でも、自分としては今ひとつどうも納得がいかない。こうした漢字の使い方に詳しい方がおられましたら、ぜひともご指導ご教授お願いします。

【追記】
とここまでをMixiの日記にアップしたところ、早速助言をいただいた。それよると、中国語では「雪どけ」は「雪融」なので漢字本来の使い方だと「雪が融ける」が正しいのだろうかと。ただ、その「雪融け」が「雪解け」と変化していったように、「雪が融ける」も「雪が解ける」「雪が溶ける」と日本語的解釈になったと考えられる。「言葉は生き物である」という良い例なのかもしれない。

少し溜飲が下りた思いである。w

日曜日, 1月 20, 2013

さん喬、文珍ら出演の第126回朝日名人会


昨日(19日)有楽町朝日ホールで開かれた第126回朝日名人会を聞いてきた。出演者と演目は下記の通り。

三遊亭金兵衛 『蔵前駕籠』
古今亭菊之丞 『景清』
柳家喬太郎  『小言幸兵衛』 
 〜 仲入り 〜
柳家さん喬  『棒鱈』
桂文珍    『憧れの養老院』

三遊亭金兵衛は今年の9月に真打ちに昇進して4代目三遊亭金朝を襲名するとのこと。話のもっていき方、アクションなどの多彩で馴染みの演目を好演。

古今亭菊之丞。演目が『景清』ときわどいものにもかかわらず、正月らしく「おめでたい」と締める。顔がどことなく歌舞伎役者っぽく古典が似合いそうな落語家。女性に人気があるのではないだろうか。

人気者・柳家喬太郎は行ったり来たりの出入りの激しい落語家だが、この日はちょっと出っばなしで帰ってくることがなかったような感じ。う〜ん、残念。


柳家さん喬は情景および人間関係の描写が実にうまい。特に女性を挟んだ会話のときに驚くほどの力を発揮する。「さん喬」という名は自分で考えたそうだが、大名跡をついで欲しいぐらい古典落語の実力の持ち主ではないだろうか。

桂文珍はテレビの印象が強いが、以前より多くの賞を受賞している上方落語の実力派。観客の懐に入っていく力は非凡なものがあり、『憧れの養老院』は老人を扱った新作落語だが、嫌味っ気がまったくなく、笑いのツボも緩急取り混ぜていて見事だった。

木曜日, 1月 17, 2013

領土問題に関する私的スタンス


鳩山元首相が中国で「尖閣諸島列島は係争地である」と認識を示し、日本政府が中国の主張通り主権問題を「棚上げ」した上で、両国の協力関係を発展すべきだと主張した、という。2013年も日本は領土問題という難問を抱える年になりそうだ。さて、この領土問題に関しては各々の個人的見解があると思うが、私の現在のスタンスは下記の通りである。

北方四島に関しては100%日本の固有の領土である。これは歴史的事実であり、世界各国もロシアが不法占拠を続けていると認識しているはずだ。いくら条約(日ソ不可侵条約)は破られるものといえども、北方4島は日本人およびアイヌ人が一貫して住んでいた土地であり、ロシアのものでないことは明白である。

竹島は日本の領土かどうかは私には正直判断できない。というのも、竹島の領有権に関しては日本より韓国の方が先に主張している文献もあり、また地理的にも竹島と隠岐島の距離は約157kmなのに対して、竹島と鬱陵島の距離は約87kmで韓国の方に近い。それゆえに、私には竹島が日本の固有の領土という主張をあまり受け入れることができない。ただ、この問題に関しては韓国も日本の提案を受け入れて、国際司法裁判所での判断をあおぐべきである。

尖閣列島は100%日本の領土だ。中国には尖閣列島に関する歴史的文献がほとんどない。地理的にも尖閣列島は与那国島から120km、石垣島から160kmにあり、中国本土までは380kmもある。台湾にしても石垣島より遠く200kmだ。また、ここには日本人が住んだ歴史もあり、中国が何と言おうと日本は断固拒絶するべきである。仮に中国が国際司法裁判所を提訴するというならば、日本は受けてたっていいだろう。

ということで、日本は北方領土が返還されない限り、日ソ平和条約を結ぶことはないであろうし、竹島は日本があまり深入りをしなければ、日韓関係は改善されるだろう。しかし、尖閣列島に関しては「自分のものは自分のもの、人のものも自分のもの」的な中華思想がある中国が外交姿勢を変えることはありえないので、日中関係が今後改善されることは残念ながら悲観的と言わざるをえない。

火曜日, 1月 15, 2013

東京に大雪が降ったのは1969年と1984年


昨日は東京に思わぬ大雪が降った。そこで、東京にもっとも大雪が降った日はいつかを調べてみた。下記のデータは1951年以降の気象庁統計情報による東京の1日の降雪記録と降雪の深さ月合計である。

東京でもっとも雪が降ったのは私が中学校2年生だった1969年3月12日と、私が生まれる直前の1954年1月24日である。さすがに生まれる前のことは知る由しもないが中学の時のことは覚えている。

この年は3月4日(火)にも大雪が降り、中学校の校庭で雪合戦に興じた。ところが、それから約1週間後のまだ雪が全部溶けやらぬ12日(水)に33センチのドカ雪が降り、確かこのときは学校も午前授業だけで、午後は悪ガキたちと柿の木坂でソリ遊びに興じた覚えがある。また、この年は4月17日にも雪が降り、降雪の最晩記録(終雪)を記録している。

1984年の東京は実に雪が降った。1月の降雪の深さ月合計は57センチ、2月は31センチ、年合計でも92センチになり、1969年の66センチを大きく上回った。そして、この年東京は観測史上最多の降雪日数27日を記録している。

さて、今年は例年以上に寒い年ではあるが、まさか1969年(※)や1984年(※※)のように大雪が降るという年になるだろうか。私はそうは思わないが、こればかりはお天道様に聞いてみないと解らない。(笑)

◎東京の1日の降雪記録
33(1969年3月12日)※
33(1954年1月24日)
27(1994年2月12日)
27(1953年2月21日)
26(1984年1月19日)※※
21(1978年1月3日)
21(1969年3月4日)※
18(1998年1月15日)
17(1984年1月31日)※※
16(1986年2月19日)

◎東京の降雪の深さ月合計
57(1984年1月)※※
54(1969年3月)※
41(1954年1月)
33(1953年2月)
32(1998年1月)
31(1984年2月)※※
30(1968年2月)
27(1994年2月)
26(1986年2月)
24(1978年1月)

東京での最後の大雪は1984年1月
http://k21komatsu.blogspot.jp/2010/01/1984.html

土曜日, 1月 12, 2013

「歌丸・小朝 二人会」@パーシモンホール


一昨日(10日)はめぐろパーシモンホールで「桂歌丸・春風亭小朝新春二人会」を聞く。演目は下記の通り。

春風亭昇也「転失気」
桂歌丸「ねずみ」
 〜 仲入り 〜
柳貴家雪之介・水戸大神楽
春風亭小朝「死神」

春風亭昇也は春風亭昇太の弟子。枕は当然のことながら師匠の結婚できない話絡み。「転失気」は落語の演目としは超有名作品だが、開口一番ということもあり随分ハショって10分ぐらいで終了。昇也は現在は前座だが2月に二つ目に昇進とのこと。まずは開口一番めでたい。

「ねずみ」は初めて聴いた。左甚五郎が旅先でねずみを彫ったという人情噺なのだが、この日は風邪をひいて声の調子が悪いと言っていた桂歌丸だったが、それでも宿場風景を思い起こさせるように見事に観客たちを聞き入らせていった。さすがに落語芸術協会会長だけのことはある。

柳貴家雪之介は水戸の大神楽宗家の御曹司。皿回し、傘回し、そしてちょっとハラハラドキドキの出刃皿などをテンポよく披露。まだ20代のイケメン曲芸師で落語会などに引っ張りダコらしい。今後の活躍が期待される。

「死神」は落語の演目として有名だが、春風亭小朝の演じ方はかなり現代風刺に富んでいる。なかでも医者に聴くくだりでは現代政治家の名前を用いてウイットかつアイロニーに満ちていておかしかった。またオチも本来のものと違い新鮮。ただ、小朝という人は10年前20年前と同じで噺に落ち着きがない。願わくばそろそろ金髪にピリオドを打ち、古今亭志ん朝のような風格を身につけてほしい。


さて、パーシモンホールではこれまで数多くの落語会が開かれているが、この日も平日の昼にもかかわらず多くのお客さんが入っていた。今後は定席とはいわないまでも2〜3ヶ月に1回ぐらいの割合で「柿の木坂寄席」とか「柿の木坂名人会」という催しを開いてもいいのではないだろうか。

水曜日, 1月 09, 2013

勝手に2013年無責任予想


恒例の無責任予想です。今年はもう松の内も過ぎてしまったので「初夢」という言葉を外して「勝手に2013年無責任予想」とさせていただきます。

1 1票の格差と定数是正および選挙制度問題を通常国会で解決できず
2 日中関係は改善されることなく、多くの日本企業が中国から離脱
3 1ドルは90円台後半に1ユーロは130円台に
4 日経平均は12,000円を回復
5 夏の気温は平年並みかそれより下回る
6 アップルがTV内蔵の5〜6インチサイズのiPhoneを発売
7 軽の電気自動車が本格販売
8 2020年五輪はイスタンブールに、東京は次点
9 イチロー、ヤンキースで大暴れ
10 男子サッカー、コンフェデレーション杯で善戦

今年の最大の焦点は政治的には7月の参議院議員選挙であり、外交的には日中日韓関係の改善だろう。その前者はまったく予想がつかない。自民党が圧勝するとも思えないし、かといって民主党が巻き返すとも思えない。またマスコミの世論操作に国民が誘導されそうなが気がしてならない。そして、私の最大の注目である1票の格差と定数是正および選挙制度は、結局各党の党利党略の思惑から解決はできないと予想する。

経済は株価は回復するもののこれは所詮見せかけのものでしかなく、本格的回復は来年以降だろう。安倍政権のインフレ政策がどこまで具体化するのも所詮参議院選挙以降なのだから。

スポーツでは世間的にはオリンピック誘致が最大の焦点のようだが、これはイスタンブールで決まりだろう。イスラム圏初になり、ヨーロッパからも近い。そもそも7月に東京でオリンピックを行うなどというのは狂気の沙汰であり、また主要な競技の多くが湾岸の決して交通網がいいところで行うなど、そのプランはあまりにも穴だらけである。そして「2020年 東京オリンピック招致委員会のメッセージ」があまりにも右翼的で傲慢な文章なのにも呆れ返ってしまった。

2020年 東京オリンピック招致委員会のメッセージが酷すぎると話題に
http://matome.naver.jp/odai/2134429753156541001

金曜日, 1月 04, 2013

「初夢・2012年無責任予想」を検証


昨年1月5日に書いた「初夢・2012年無責任予想」は下記の通りでした。

1 国会は解散含みだが野田政権は意外にも年末まで続く
2 アメリカとイランの関係更なる悪化・一触即発に
3 ユーロ安が進み一時的に1ユーロ=93〜94円台に
4 金価格が1グラム5,000円を突破
5 見せかけの国会議員定数削減法案が成立
6 NTT DocomoからのiPhone発売に予約殺到・300万台以上
7 日経平均は10,000円台を回復、年末までキープ
8 ロンドン五輪で日本は金メダルを8〜9個獲得
9 ダルビッシュ有がメジャーでいきなり15勝
10 大手マスコミの経営不振および再編が表面化

一昨年の無責任予想は意外に的中しましたが、今回はまともに当たったのは9番のダルビッシュだけで少し反省。1番から6番までは総ハズレ。なかでもショックだったのは6番。NTT DocomoがiPhoneを発売しなかったことには驚いたという呆れ返って怒りを覚えた。(笑)7番の日経平均は当りといえば当りかもしれないが、本当は10月ぐらいに10,000円台回復予想だったのだが尖閣問題で結局遅れてしまった。8番は1個届かずでオシかった。w

今年の無責任予想は近日中に書きたいと思いますが、何がありそうですかねえ。(笑)

水曜日, 1月 02, 2013

2013年の抱負「花鳥風月」

明けましておめでとうございます。

2013年が幕開けとなりました。

今年は巳年。ということで今年がン十歳台ファイナル・イヤーとなってしまいました。歳というのは毎年重ねていくものですから、これは仕方がありませんが、精神年齢は今年も昨年のまま、いやそれよりも若くなっていきたいと思っています。そのためにも、健康に留意しながら、モットーである「花(女性)鳥(お酒)風(芸術)月(旅行)」をエンジョイしていきたいと思います。w

以上、今年の抱負でした。

なお、花鳥風月の本来の意味は自然の美しさを表す四文字熟語であり、花の美しさ、鳥の鳴き声やその姿、山河の風景、月あかりを合わせたと言われています。また、よく花鳥風月を愛でるようになると、年寄りになったと言われたりします。そうだとすると私はもう30年来の年寄りです。(笑)