金曜日, 10月 14, 2016

桂伸三@チェロキー寄席

一昨日(12日)は地元・学芸大学の「Cherokee LIVE TAVERN」で開かれた第13回「チェロキー寄席」を聞く。出演は桂伸三(しんざ)。客席はかなりの少人数。ちと寂しい。

桂伸三は2006年4月に4代目春雨や雷蔵に入門して、春雨や雷太と名乗るものの、2016年3月に桂伸治門下に移籍し桂伸三となる。つまり、伸三になってまだ日は浅い。ただ、キャリアは10年になる。

1席目は桂伸三の新作落語「連歌の家」。伸三は東京生まれだが、両親が熊本県八代市出身ということで、自分の故郷は熊本だという。その理由はタネを仕込まれたのが熊本だからというが、母親はハワイだったという。こうしたマクラから八代ネタの話を展開。八代は江戸初期の連歌師・西山宗因の故郷で連歌が盛んとのこと。それゆえに両親の手紙のやり取りも連歌だったという。今のようなスマホでLINEをする時代じゃなかったはずだから、時間のかかる連歌である。だが、この新作落語、かなり面白い。

2席目は「盃の殿様」。吉原の花魁・花扇に恋をしてしまった遠国のお殿様を描いた滑稽噺で、そのなかに先日観た映画『超高速!参勤交代リターンズ』を彷彿させるシーンがあるのだが、その時の伸三の話し方が佐々木蔵之介にそっくりで、映画とシンクロさせながら聞いていた。なかなかの熱演に少人数のお客さんも爆笑。

伸三は新作と古典を共に滑稽かつ滋味に演じる。是非とも味のある噺家さんになってもらいたい。さて、入船亭扇辰師匠の肝入りで始まった毎月1回のチェロキー寄席。今年で2年目になるが今後の予定は下記の通り。開演時間は20時。

11月9日(水) 柳亭市弥
12月14日(水) 入船亭扇辰
1月11日(水) 春風朝之助
2月8日(水) 春風亭正太郎
3月8日(水) 入船亭小辰

東横線沿線の落語ファンの皆さん、チェロキー寄席は駅から1〜2分のところで、行われているので、お気軽にご来場ください。ただ、扇辰師匠の時だけは予約を。(以上、席亭に代わって宣伝)

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